今さら聞けないビットコイン先物取引(CME・CBOE)とは?
こんばんは。ビットコインの価格が2018年も激しく上下する中で
CME.CBOEによる先物取引からの価格への影響もレポートされています。
2017年12月より始まった米国の先物取引ですが、非常にわかりにくく混乱して
しまう為、簡単にまとめてみます。まずは昨年12月に出たこちらの記事から。
先物取引のイメージ。
先物取引とは
- 将来の予め定められた期日に
-
特定の商品(原資産)を
-
現時点で取り決めた価格で売買する事を約束する取引です。
CME、CBOとは?
①シカゴ・オプション取引所(CBOE)2017/12/10 BTC先物取扱開始。
1973年に設立された米国のシカゴにあるデリバティブ(金融派生商品)取引所。個別銘柄株オプション、株価指数オプション、金利オプションなど様々なオプション商品が上場されており、世界有数の取引量を誇る。
特徴:取引単位が1ビットコイン。月の最終決済日は月の第3金曜日の2営業日前。
大体月の15~20日頃が決済日になる事が多いです。
②シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)2017/12/18 BTC先物取扱開始。
Chicago Mercantile Exchange(シカゴ・マーカンタイル取引所)の略称。CMEグループは、CME、CBOT(シカゴ商品取引所)、NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)、COMEX(ニューヨーク商品取引所)の4つの主要取引所で構成されている。
特徴:規模としてはCBOEよりも大きい。
取引単位が5ビットコイン。月の最終決済日は当限月の最終金曜日。月末ですね。
名前も似ていますが、それぞれ決済日や取引単位も違うので注意が必要です。
主観ですが、CMEの方が取引単位も規模も大きいのでこちらを重点的に注意
しておくべきだと思っています。
今後の影響は?
ビットコイン先物が始まり半年以上が経過いたしました。
始まる当初はSNSなどでも機関投資家などの参入による流動性の向上の期待などで
盛り上がっていましたが、実際は2018年の先物ポジションはショートポジションが
常に多い状態で価格の下落を引き起こしているのでは?と疑問に思う人も多いです。
先物取引の開始により、大口投資家達は空売りから入る事ができるからです。
ただ必ずしもショートポジションが多いからと言って、当限月に下落を
引き起こしているわけではなく、大口のポジション目線はどういう方向なのか。
参考にするべきだと思います。
今後は当ブログでも毎週のポジションなどに注視したいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
【重要】
私Yashiroは、プロの投資家ではありません。
このブログは自身の考え・意見でありこれは投資的助言ではありません。
投資をご検討なさる際はご自身でよくお調べになり、自己の責任において
行う様にお願い致します。